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教科書病原体と感染症第4版 刊行にあたって

最新教科書2021年度「病原体と感染症 第4版」
看護師国家試験対策として育ってきた教科書・専門書
<新型コロナウイルス時代の感染症>

看護師を含むコメディカル(パラメディカル)を目指す
学生の他に、医学系・歯学系の1〜2年生、工学系・
理学系・農学系・文学系などからの大学院生の教育にも最適です。

教科書「病原体と感染症 第4版」の刊行にあたって

 教科書「病原体と感染症」は2012年新潟大学医学科・大学院(教授)在籍中に初版を刊行しました。その後、看護系の感染学(微生物学、感染症学)として、看護学生のニーズ、看護師国家試験の動向、社会での看護師の役割の変化に合わせて改良を重ね、増版と増刷を経て、2021年に第4版の出版に至りました。また、初版は教科書「細菌学」でしたが、社会での深刻なウイルス感染症の実態に合わせて「ウイルス学」を充実させ、さらにタンパク質性の感染症をも網羅して、全主要感染症をカバーするに至りました。
 感染症は社会を映す“生き物”です。感染症の流行は時代によって、社会の変容によって大きく変化します。激しい感染症の動向に迅速に対応するために、「病原体と感染症」は自然と、グローバル感染症・法律・免疫(ワクチン)・治療薬(消毒薬)を扱う総論編と、個々の感染症(疾患)を扱う各論編に分かれてきました。
 「病原体と感染症」はしたがって、看護師国家試験対策として育ってきた教科書・専門書です。看護師を目指す学生に寄り添い、力となり、その成長のランドマークとなって支えます。臨床を見据えた教材です。
 患者さんの命を救う医学・医療には難しいことが多く横たわります。分からないことが山積みです。「病原体と感染症 第4版」はそこから逃げることなく、困難さを正面から見据えます。一方で、多くの場合、微生物学・感染症学・免疫学を初めて学ぶ1年生あるいは2年生が勉強します。このために教科書には工夫が必要です。「病原体と感染症 第4版」では、主要な感染症を多くの臨床写真、イラスト、表でイメージしました。臨床写真、イラスト、表を追っていけば1年生でも感染症全体が把握できるようになっています。
 医療では、医師・歯科医師、看護師などのコメディカル(パラメディカル)が、それぞれの専門性を生かしてチーム医療に参加します。そこでの“共通言語”の一つが“感染症”です。

山本達男 国際医学教育研究センター長
山本達男
国際医学教育研究センター長
ロシア・極東連邦大学医学部(FEFU)
名誉教授

「病原体と感染症 第4版」はその様な“共通言語”の習得を目指しています。社会でのコメディカル(パラメディカル)の重要性が一段と増しています。当然、「病原体と感染症 第4版」は看護師を含むコメディカル(パラメディカル)を目指す学生の他に、医学系・歯学系の1〜2年生、工学系・理学系・農学系・文学系などからの大学院生の教育にも最適です。また、家庭、職場、図書館・図書室で役に立つ専門書です。