看護師を含むコメディカル(パラメディカル)を目指す
学生の他に、医学系・歯学系の1〜2年生、工学系・
理学系・農学系・文学系などからの大学院生の教育にも最適です。
国際医学教育研究センター
病原体と感染症
第4版 総論編と各論編 (計2冊)
分野 微生物学・感染(症)学・免疫学
定価 4000円プラス税 (学生特割あり)
総論編 (155ページ)
(内容) 世界の感染症,用語,感染症法,構造,病原因子,治療薬,免疫,ワクチン
各論編 (251ページ)
(内容) 臨床で重要なすべての感染性疾患を網羅
・主要な感染症を多くの臨床写真、イラスト、表でイメージ
・「感染症全体を一気に理解する」新しいタイプの教科書/参考書
・一見難しそうにみえるが、写真、イラスト、表を追っていけば1年生でも
全体が把握できる、臨床を見据えた、看護師国家試験対策に最適な本
・パラメディカル教育、医・歯系の第一段階教育、大学院(工学系、理学系、
農学系、文学系などからの院生)教育に対応
・家庭、職場、図書館・図書室で役に立つ感染症専門書
総論編 記載例
<感染症の移り変わり>
主要死因の推移と
感染症の変遷(右図)
2019年までの主要死因の推移と感染症の変遷を図にまとめた。1941年から1953年にかけて、ペニシリンを始めとする一連の抗生物質が臨床導入された。
その結果、当時深刻であった肺・気管支炎、結核、胃腸炎などの感染症が激減。“魔法の薬”によって平均寿命が数十年も上昇したと言われる。
抗生物質時代以前の感染症が減少すると、脳血管疾患、悪性新生物、心疾患による死亡率が目立ち始めた。
1981年米国でエイズウイルスが発見された。また米国東海岸では多剤耐性結核が蔓延(1980年代)した。 米国ゴア副大統領(当時)と世界保健機構(WHO)は、脅威となっている感染症への対策として、新しい感染症対策の概念「新興・再興感染症」を提唱、世界的な視野での感染症対策の必要性を説いた(1995年)。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)が、中国で2019年末に発生。コウモリに由来する。